2015年12月5日土曜日

骨折における超音波治療について

こんにちは、リハビリ担当の島津です。
今日は骨折における超音波治療について、お話ししたいと思います。
一般的な骨折治療は、整復、固定後は骨が自然に修復されるのを待つというものです。
しかし最近になって、超音波が骨の癒合を促進されることがわかりました。

骨折部位に毎日20分、治療器を患部にあてるだけなので、痛みや違和感を感じることもありません。
毎日ではなく、週に1回からでも、定期的に当てれば効果があります。

超音波骨折治療法は、低出力超音波パルスという弱い超音波を利用しています。
特徴は、非常に微弱な超音波を、患部に断続的にあてることです。
連続的にではなく、断続的に細胞を刺激することで、骨の癒合が促進されると考えられています。

早い段階から超音波骨折治療法を行えば、骨の癒合も早く進む可能性は高いといえます。骨折が早く治れば、職場や学校への復帰、日常生活への復帰、スポーツの再開なども早期に実現できます。

当院でも、超音波治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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