2015年10月16日金曜日

レントゲン検査について

こんにちは、放射線技師の中西です。

レントゲン検査等で、被ばくによる放射線障害を心配される患者さんがおられますので検査について書いてみます。

ほとんどの放射線検査は、放射線障害を心配するような大量の放射線を使用することはありません。それより放射線検査を行わないで病気の見逃し、病状の進行の程度を把握できないことのほうが問題になります。
 放射線検査には被ばくというリスクはありますが、検査でしか解らないこともたくさんあります。
検査を行うに当たって医師は他の検査で代用できるか検討し、被ばくのリスクより得られる結果が多い場合に放射線検査を行います。
 ほとんどの放射線検査は放射線量が少なく放射線障害の発生に起因するような線量ではありませんので、病気の早期発見や早期治療のために安心して検査を受けることをお勧めいたします。

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