2015年5月27日水曜日

熱中症と脱水症との関係

こんにちは、リハビリ担当の島津です。
だんだんと日が長くなり30度を超えて暑い、と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでこれから注意したい熱中症と脱水症について少しお話ししたいと思います。

熱中症は①体液の不足や②体温上昇、で起こる障害の総称です。
高温の環境で運動や労働を行うと体温が上がり、それを下げるために発汗が起こります。しかし発汗で体液が失われると水分の不足から栄養素、酸素、老廃物の循環が悪化し、電解質の不足により障害が起こります。これが脱水症です。
さらに発汗が続くと、それ以上体液を喪失しないように発汗にストップをかけます。すると発汗による体温調節ができなくなり、体温は上昇していき、カラダ中の臓器にダメージが及びます。もっとも影響を受けやすいのは脳で、脳へのダメージからけいれんや意識障害などが起こることがあります。

[熱中症の発生メカニズム]
体温上昇→発汗→体液不足(脱水症)→発汗ストップ→熱中症

熱中症対策は、こまめに水分補給と休憩をして、異変を感じれば早めに気付けるようにしましょう。

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